前職のガソリンスタンドでの業務の中で一際タイヤ販売が得意だったという森部。転職を機にタイヤ市場に着目。タイヤの種類の多さと奥深さに驚きながらも、この業界に飛び込んで3年目に差し掛かった頃、埼玉加須店の店主に抜擢された。当初は不安だったと話す森部だが、先輩達の後押しもあり挑戦してみる事にしたという。この仕事のどんなところにやりがいを感じるか?という質問に、「とにかくお客様第1で一番いいものを選んでいく内に、任せてよかったと、時々差し入れなんかを持って店に顔を出してくれるお客様もいて、そういうのはやっぱり嬉しいですよね」と、屈託のない表情を見せた。そうした喜びや、時に大変さを伴う仕事をスタッフと同じ目線で分かち合いながら、店主として売り場を盛り上げている姿勢が伺えた。一日多い日は70人を超える接客を限られた人数でこなしているというが、その表情は疲れを感じさせるどころか、笑顔と活気に溢れている。